ミーム

ねんてんです。

瞑想をやってきたり、やっていきます。

わかり。

キーポイント:模倣


はい、ということでね、やっていきたいと思うんですけれども

(漫才師の文化を模倣することで、楽しいことを期待してよいという気持ちを読み手に伝達している)

最近っていうほどじゃないんですが、ミームって概念が熱くなっています。

初めて聞いた人にはミームという言葉はなんだか気持ち悪い響きだと感じるかもしれません。

無意識と意識の淵を蠢くミームたちと遊べるよう、学びましょう。

色即是空、ミームもまた色の一つにすぎないので、恐れることはありません。

 

人間社会では、多くの人々が、それぞれの文化・社会に応じたライフステージをもとに、人生活動を繰り返しています。

人は、なんらかの役割を模倣することで、社会を維持・再生産する機能を発揮します。

人間の生物としての情報が、生殖という遺伝子の複製・変異を通じて維持・再生産されていくように、

人間の文化としての情報が、模倣というミームの複製・変異を通じて維持・再生産されています。

人々の社会的・文化的活動を解釈する道具として、ミームという概念が存在しています。

 

遺伝子が人間の生物的な姿をかたちづくるように、

ミームは人間の社会的な姿をかたちづくる力を持ちます。

人間は「期待」されることを通して、役割を実現する方法・役割の実態を理解し、期待にこたえるように役割を模倣しようとします。

「学生の本分」「社会人の責務」「親の背中」など、人は役割を模倣することで、役割に応じた信頼を獲得します。

そして「期待」することは、それ自体が相手を心の中に模倣することでもあります。

心の中に模倣した相手の姿は、わら人形のように相手と繋がり、相手はその期待に応えようとする……というと言い過ぎかもしれませんが、

「同じものは同じものとして振る舞う」という同一性の原理が「期待された私もまた私なのだ」という考えにアナロジーされた時、わら人形のような類感呪術が成立してしまうのです。

あるいは素朴にいうのであれば、

相手の期待に応えることで、ありたいと願う自己像を実現するとともに、社会的承認を得られますし、

相手を承認し期待することで自分の希望を叶えることができるかもしれません。

人々はそうした模倣を通じて、社会的な活動や呪術的な活動を実現しています。

 

人間が社会的活動をする上で言葉は重要な道具となっています。

私たちは、言葉の使い方を模倣したとき、どのような反応が返ってくるかを期待するとともに、実際の反応と期待を比較することで、言葉がどのような意味であったかを学習しています。

一度理解した言葉に対して、私たちは言葉が世界を指し示すことを期待します。つまり、聞き手が言葉の意味を理解するように期待して、言葉を用います。

言葉の意味を理解するということは、言葉の使い方を模倣できるとともに、言葉に対して期待できる・言葉に対する反応を評価できるということです。

 

ミームとは、意味・文化についての情報媒体であり、言葉や役割に込められた期待を媒介にして、人々に模倣・伝播されていく、という概念上の存在のことを指しています。

私たちが何かを理解するという活動は、模倣によって成り立っています。

模倣を通して複製され、変異し、再生産されていくものに「ミーム」という名前を与え、象徴化することは、応用する上でとても便利です。

例えば、ミームという概念は、遺伝子を由来とするものでもあることから、ミームに基づいた生態系イメージの構築もしやすいです。願いを計算資源とする資源獲得競争をミームたちに行わせ、ライフゲーム的に情報演算をしてもらう魔道具が作成できたりします。

生態系バランスの構築には、魔法の三すくみを応用し、反射-模倣、回復-変異、召喚-増殖、という三種類の行動をミームが取れるというルールを与えるとインスピレーションとして便利です。

設定した願いにミームが近づくほど、より多くの計算資源を獲得できるという生存競争をしてもらうことで、私自身がどのような選択をしていくのかの指針として活用できる魔道具になります。

ただし、計算魔道具を作れたとしても、その計算結果を受け取るには、無意識とのコミュニケーション技術が必要になります。

例題


日常に潜むミームを感じ取ってみましょう。

不快なミームがあれば超視覚化など各自のスキルで浄化してもたのしいかもしれません。

時間があれば、感じたミームのタイプを分析することで、魔法の三すくみを応用した後出しジャンケンパズルとしてミームを解いていくサイキックバトルをしても、浄化の練習になるでしょう。